半世紀前の同人誌

 

【半世紀前の同人誌】

古稀の声が近くなって、少しずつ断舎利で、昔の書類を整理始めた。すると、高校生時代に息のあった友人何人かと「同人誌」を作ったものが出てきた。主筆をやったK君が母親の遺品の中からでてきたものだそうだ。私もしまいぱなしになっていたものを見つけたもので、当時の同人だったI君と年賀状のやり取りだけはしていたので、彼にコピーを送った。スマホの番号をやり取りしてLINEもつながった。K君の家でガリ版刷りで作ったお粗末なものだった。その後、高校の機関誌(襤褸)も見つけて、それも送って(I君は部員ではなかったが)読んで貰った。久しぶりに旧友とちゃんとした連絡を取り合うことができたことは何とも嬉しい。LINEで、近況を知らせ合うことができるようになったのも何だか現代風だし、コロナが収束して機会があったら「会おうネ」と持ちかけた。