捨てる馬鹿者、拾う神

【捨てる馬鹿者、拾う神】

今朝のウオーキングの時である。道路の左側を前籠に袋を入れて、かな火箸で道路に落ちている紙のジュースの飽きパック、コーヒーの空き缶、その他パンの空き袋等なんでも摘まんで、袋に入れながら歩いている自転車の小父さんがいた。私は右側を歩いていたが、御互いに気が付いて、頭を下げ合った。小父さんはゴミを拾いながらなので、私には追いつかない。住宅地の中なので、通りすがりの人が捨てているとは思えない。近所の人か、住宅地の道を知っている人しかいないところなのだ。だから捨てているのはその近所の人である可能性は高い。そんなゴミを捨てる馬鹿者が近所にいるのに、そのゴミを拾って歩く小父さんは、どこか神々しく見えた。今朝の新聞に全国ワースト2位の年間1,035gというのも無べなるかなと思える。福島はなんでこんなにマナーの悪い街になってしまったのだろう。